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【厳選】小型のBluetoothキーボードおすすめ5選!後悔しない選び方

  • 2020年8月5日
  • 2021年8月1日
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Bluetoothでハイレゾ音源やゲームパッドをストレスフリーで楽しんでいる方は多いでしょう。ただし、その流れで小型Bluetoothキーボードを購入してしまうのはおすすめできません。

キーボードは、より機能性や操作性へのフォーカスが重要だからです。 この記事では、小型Bluetoothキーボードの違いによる打ち心地や操作上の注意点、選び方のポイントなどを見ていきます。

さらに、おすすめの機種も紹介しています。各機種の基本スペックや特徴はもちろん、ユーザーの口コミもまとめています。

あなたに合う、小型Bluetoothキーボードを絞り込んでいくのに大いに役立つはずです。ぜひ、参考にしてください。

そもそもBluetoothキーボードとは?

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Bluetoothキーボードは、Bluetooth規格の無線通信によって接続するワイヤレスキーボードのことです。使用するには、端末とのペアリングが必要になります。

ケーブルの存在にしばられることもなく、一般的なワイヤレスキーボードのようにドングルを接続する必要もありません。スタンド機能のあるタイプであれば、タブレットやスマホを立てて、PCのように使うこともできます。

通信距離も長く、最長で10メートル離れても無線通信による操作が可能とされています。 すっきりとした環境でタイピングできますから、PCはもちろん、スマホやタブレットの入力作業の効率が上がるということで、今、右肩上がりの人気となっているのです。

Bluetoothと2.4GHzワイヤレスの違いは何?

Bluetooth
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ワイヤレスの接続方法には、Bluetoothと2.4GHzワイヤレスの2つの方法があります。機能の違いについてチェックしておきましょう。

Bluetoothは、ペアリングと呼ばれる簡単な設定で接続することができるため、USBポートのない様々な周辺機器を接続するのに最適です。現在では、ほとんどのスマホ、タブレットなどに標準装備されるようになりました。

Bluetoothには、いくつかのバージョンがありますが互換性は保証されています。通信到達範囲の違いによる「Class」も、一般的な使用であれば、特に意識しなくても問題ありません。

2.4GHzワイヤレスの特徴は、USBレシーバーを機器に挿すだけで接続できることです。手軽で、比較的安価な接続方法になります。

Bluetoothが装備されていない機器や、BIOS画面でも使いたい場合に適しています。ただ、USBポートが1つ必須であり、USBレシーバーを紛失すると使えなくなるのがデメリットです。

Bluetoothキーボードは構造によって打ち心地が異なる

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キーボードにずらりと並んだスイッチ1つ1つのことを、キースイッチといいます。 キースイッチを操作したときの打ち心地は、キーボードを選ぶ時の大きなポイントです。

この打ち心地には、キーボードの構造が大きく関わっています。ここでは、キーボードの構造の違いと、その違いが打ち心地にどのように現れるのかを見ていきましょう。

打ち心地が軽やかなパンタグラフ方式

パンタグラフ式は、メンブレン式と同じように複層フィルムによって構成されています。 キートップの下にひし形のスプリング(パンタグラフ)があり、均等な圧力で接点を捉えます。

キーの中心からズレてタイプした場合でも認識されやすい構造です。パンタグラフの採用によって、強い力を必要とせず、軽やかな打ち心地と薄型化が可能となりました。

浅く打ちながら軽快にタイピングできるので、長時間作業をする方におすすめです。 ほとんどのノートパソコンのキーボードに採用されています。

弾力のある打ち心地のメンブレン方式

メンブレン式は、2層ないし3層からなる膜(メンブレン)のような1枚のフィルムに回路が張りめぐらされています。

回路のスイッチ部分にラバーカップがあって、このラバーカップの上にキーカバーが設置され、キーカバーが押されることによって回路のスイッチが認識するという仕組みです。

ラバーカップとは、シリコン製の突起を持ったパーツのことです。弾力のある打ち心地が特徴で、指への負担が強いため、長時間の作業には向かないとされていますが、製造コストが低いので安価で購入できるのが魅力です。

1枚のフィルムによって構成されていますから、たった1つのキースイッチの不具合でも、全体を交換しなければならないのがデメリットといえます。

しっかりとした打鍵感を感じるメカニカル方式

メカニカル式のキーは、1つ1つが独立しています。キーそれぞれに機械式スイッチとスプリングが設置されているのです。

スプリングがあるため、キースイッチの反応はラバーカップより滑らかです。機械式スイッチによる、しっかりとした打鍵感も味わえます。

スプリングはゴムよりも耐久性が高く、多くのヘビーユーザーの支持を集める要因ともなっています。メカニカル式は、スイッチを構成するパーツの1つである「軸」によってキーボードとしての特徴が違い、4種類、4つの色に分けて設定されています。

クリック感のある「青軸」、軽いタッチの「赤軸」、バランスの良い「茶軸」、反発力の高い「黒軸」の4つのタイプです。

この「軸」選びが、メカニカルキーボード選びのポイントです。

故障が少ないが高価である静電容量無接点方式

静電容量無接点方式は、接点に対する圧力ではなく、静電容量の変化を検知して入力を認識する構造になっています。 パーツ同士が接触することがないので、スイッチが摩耗せず半永久的に使用できるだけでなく、故障が少ないのが特徴といえます。

静音性にも優れ、部品の摩耗も少ないので、1台のキーボードを長く使い方におすすめです。ただ、他の方式のものに比べて格段に高価なのが難点となっています。

無接点方式独特の打ち心地とタイピング音を味わえるのは、大きな魅力でしょう。

端末のOSが一致しているか確認

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Bluetoothキーボードを、今、使っているモバイル端末やPCと接続して使おうとする時、端末側のOSがBluetoothに対応しているか確認しておく必要があります。

OSとは、機器を作動させるためのソフトウェアのことです。一般的なOSとしては、スマートフォンには「iOS」「Android」、パソコンには「Windows」「Mac OS」などがあります。

端末とBluetoothをペアリングさせるためには、双方の機器にBluetoothプロファイルが必要です。プロファイルとは、機器や機能の種類ごとに標準の通信方法や操作手順を定めたものをいいます。

ペアリングの方法については、機種ごとに多少の違いはありますが、概ね以下のような手順になるでしょう。

複数デバイスで使うならマルチペアリングと切り替え機能

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自宅のデスクトップで使っているBluetoothキーボードを、外出先ではスマートフォンやタブレットで使用したいとお考えなら、マルチペアリング機能を活用しましょう。

どの端末でも慣れたキーボードを使用できれば、作業効率はアップしますし、経済的で省スペースにもなります。1度ペアリングした端末は、再ペアリングの必要はありません。

また、マルチペアリングしているBluetoothキーボードは、使用端末の切り替え方法も簡単です。「Fn」キー+「 / / 」キーで使用デバイスの切り替えが可能です。上記で無理な場合も、各インジケーターでも確認できます。

小型Bluetoothキーボードの選び方とは?

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小型Bluetoothキーボードを選ぶ時のポイントは、3つあります。それはバッテリー、キーボード配列、キーピッチです。

この3つは、初心者からハードユーザーまで共通の非常にコアな選択ポイントです。それぞれ見ていきましょう。

バッテリーの持ち時間を確認

小型Bluetoothキーボードを使うメリットは、複数端末での使用が可能で、持ち運びが便利なうえに、省スペースだから場所を選ばずに作業できる点にあります。つまり、外出先でも存分に作業ができるということです。

ただ、この場合、バッテリー切れに注意する必要があります。どこでも、すぐに充電できるとは限らないからです。充電式に不安があるなら、乾電池式を選ぶという選択肢もあります。

使用目的や頻度に応じて、自分にベストなバッテリーの持ち時間を確認し、それに見合うキーボードを選びましょう。

製品により違いがあるキーボード配列も重要

小型Bluetoothキーボードは、サイズを小さくコンパクトにするため、テンキーを無くしたり、日本語配列ではなく英語配列にしたりと製品によって違いがあります。

軽量コンパクトな製品を探すのに夢中になり過ぎて、不慣れな配列のキーボードを選んでしまってはいけません。 また、エンターキーやファンクションキーの位置が使い慣れたキーボードと大きく違っては、作業効率が落ちてしまいます。

キーボード配列にもしっかり留意して選ぶ必要があるのです。

キーピッチは「17 mm」以上を選ぶ

隣り合うキーの間隔をキーピッチと言います。デスクトップ、ノートを問わず、キーボードのキーピッチは、19㎜が標準とされていて、ほとんどの製品がこのキーピッチを採用しているのが現状です。

小型Bluetoothキーボードは、より薄型でコンパクトなサイズ感を目指していますが、ある一定のキーピッチがなければ操作性に問題がでてきます。 テンキーがない場合でも、キーピッチは17㎜以上。

これが、小型Bluetoothキーボードの特徴を生かしながら、効率的なタイピングも可能なベストなキーピッチといえるでしょう。

小型Bluetoothキーボードのおすすめ5選!

小型Bluetoothキーボードは、BUFFALOやELECOM、Logicoolなど、さまざまなメーカーから、数多くの商品が販売されています。それぞれに特徴があり、サイズや形状も多彩です。

自分に合う商品を選ぶのに迷ってしまう方が多いでしょう。ここでは、おすすめの小型Bluetoothキーボードを、実際に購入されて使用した方の口コミを含めて紹介していきます。

【BUFFALO】Bluetooth3.0対応 コンパクトキーボード 薄型モデル BSKBB24BK

バッテリー:リチウムポリマー電池使用・電池交換不要・付属USBケーブルでPCやモバイル端末から手軽に充電できる

最薄部わずか4.5㎜という薄型ボディ。ほぼスマホ1台分の約152gという軽さ。パンタグラフとキーボードを下から支えるラバードーム構造が、確かな入力感と小気味よいキータッチを具現化してくれています。

【ELECOM】エレコム 超薄型コンパクトキーボードTK-FBP101

104キーの日本語配列、13種類のマルチファンクションキーを搭載しています。最大3台までのマルチペアリングに対応していて、各OSに最適化された入力モードを搭載。

外出先でも安心な電池式で、不使用時の電池の消耗を防止できる電源スイッチ、電源ONやペアリング状況などがわかるLEDランプが付加されるなど、細かな配慮が心憎いです。

キータイプはパンタグラフ、キートップ下に鉄板を内蔵することで、確かな打ち心地と安定感があります。

【Arteck】ウルトラスリム Bluetooth キーボード 7色バックライト付き

24.6×15×0.6cmのコンパクトサイズで167gの超軽量。ユニークなLEDバックライトに加え、2種類の明度とオートスリーブ機能で省エネでも優等生。

業界最大容量の充電式リチウムイオン電池は、1回充電すれば、1日2時間・バックライトオフの想定で、半年間持つという優れものです。モバイル端末用Bluetoothキーボードとして、十分な機能性操作性を持ちながら、価格はお手頃感があり、コスパの高さは他製品を圧倒しています。

【Logicool】 Bluetooth キーボード マルチOS対応 K480BK

スマホやタブレットを立てかけるスロットを本体上部に装備しています。最大で3台のデバイスに同時接続可能で、キーボード左上のダイヤルを回すだけで、接続デバイスの切り替えが可能です。

頻繁な電池交換は面倒ですが、本機は、最長2年間使い続けることができる超省エネ設計になっています。

【レノボ】ThinkPad Bluetooth キーボード トラックポイント付き

ThinkPadやThinkCentreのボリュームや輝度などの機能調整が可能です。トラックポイント搭載で、外付けマウス無しでも操作できます。日本語配列は89キー、英語配列は84キー。

まとめ

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モバイル端末市場の拡大に、最近のリモート・テレワークへのニーズの高まりが加わり、ワイヤレスキーボードの需要は今後も右肩上がりを続けるでしょう。市場には常に新しい製品が送り出されてきて、選択肢は増えていく一方です。

その渦中で、小型Bluetoothキーボードも、ユーザーが求める利便性を向上させてきました。通信の安定性や速度も格段に進歩しています。

私たちユーザーは、自分にとってベストな製品を見つけるための「見る目」を、日頃から磨いておく必要があるようです。

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